エロス(タナトス)

「ジャズ」や「ブギ·ウギ」、「ロックン·ロール」も元はスラングだとか、性行為の。

朝ドラのタイトルにもなるほど音楽のジャンル、スタイルとして定着している。

他の分野はどうだかわからないが、どうやら“音楽と性”は密接な関係みたいだ。エロスの表現としての音楽、そう考えると“ラブソング”がメインなのは至極当然の話ですな。

 

現在、日本の民謡などで聴かれる詞のほとんどは、豊作大漁祈願や神道仏教の説話だったりする。まあ、当たり障りない、子供が歌っても問題なしの健全な世界。

でも、本来はあけっぴろげな性生活を謳ったものが多かったみたい。いわゆる“春歌”“情歌”と言われる、猥褻な内容を面白おかしく、そして讃えた歌として。

 

日本は性におおらかな風土だった様だし、多様性もあって同性愛なんかも普通にあって近かったか、むしろ粋な遊び人のマストなたしなみ的な位置付けだったように想像する。[世阿弥]の“幽玄”とは、同性愛で得られる特別な境地を表したものだったとか。

「“秘すれば花” 幽玄の境地に“遊ぶ”」のは“悟達”なのかも。

 

「愛」だの「好き」だのを歌う為に音楽は存在するのだろう。

 

♪モテたい為のロックンローラー

 あなた動機が不純なんだわ

 

動機が不純?いや真っ当だ。

 

でも、“エロス”のすぐ側に“タナトス”もいたりする。