小学生の頃、[ミス花子]の『河内(かわち)のおっさんの唄』という曲がヒット(関西だけ?)し、[川谷拓三]主演で同名の映画もあったかと。
小学校で「歌うの禁止」の御触れがでるほど柄の悪い“河内弁”の歌詞と強烈なダミ声(ミス花子は男性)で、インパクト大。
♪おぅ よお来たの われぇ!
で始まり
“おんどれ”(あなた)、“なにさらしとんど”(なにをされているの)、“やんけ”(でしょう)など、キツめ河内弁の羅列を「ラップの祖?」と想わせる軽快ファンクギターバッキングにのせてがなり、サビにくると一転、優しく
♪河内の~おっさんのうた~~
落差をつける。
エンディング前
たたみかけて盛り上がる
♪やんけぇ やんけぇ やんけぇ やんけぇ
そやんけわれぇー
われ われ われ そやんけぇ~
コミックソング…ですよ。
不良のことを“ヤンキー”と呼ぶ語源として、この河内弁の「やんけ言い→ヤンキー」があるらしいが、ちょっと強引じゃない?って思うわねぇ…“やんけ言い”なんて聞いたことがない河内っ子としては。
もちろんアメリカ人の呼称からってのもピンとこない。
『ヤングタウン』やったか『ぬかるみの世界』やったか、とにかく[笑福亭鶴瓶]の深夜ラジオだったと思うが、東大阪のリスナー達からボケとしてのウソが連投稿されて盛り上がり、東大阪を「うそつき村」としたノリができ、その中の一人、“Y君”の見た目がえげつなく「イカツい!」
そのY君のあだ名が…“ヤンキー”!
そこから広まった説、そっちのほうがリアリティーありますな、僕には。
僕の中学高校時代、校内暴力、暴走族の全盛期?だった('66年生まれ)。「神風連合」「日韓連合」…特に不良でもない僕でも名を知っていた。
金八先生では第二シリーズ、[直江喜一、沖田浩之]、[中島みゆき]『世情』で泣いた。
今、パンチパーマをあててる高校生はいない。反抗心、反逆心と共に消滅したのだろうか?
自然とソリコミのはいった河内のおっさんはただ懐かしむだけやんけ、われぇ!