『スモーキンブギ』

「♪はじめて すった タバコが ショートピース スーパッパ」

僕は「セブンスター」だった。中学二年生、姉の影響で…姉はゆるめのヤンキーで、高校中退後家を出ていった。僕と2歳違い、その後ほぼ没交渉、四人の子を産み孫もいるらしい。別にケンカしたとかもめたとかではない。親戚の葬儀で会うくらい、父は早くに亡くなっている。母とは頻繁に会っているみたいなので、まぁ元気にやっているとのこと。

高校入学し、クラスメイトとバンドを始め何故か硬派を気取っていたので「セブンスター」からよりタバコっぽい印象の「ハイライト」に変更、ニコチン、タール含有量の多いもののほうが偉いのだ。アホなマウント。

その後「キャメル」時代が続く。外国タバコが粋だった。が、「キャメル」のソフトパッケージが販売終了、ボックスは不味い、ダサい。ポケットでくしゃるソフトでないと…値段はどんどん上がる…で今「わかば」たぶん最安タバコで20本入り500円、いやー高いんです!贅沢!!

「猫飼いがタバコって?」否があるのは知っている、猫は臭いに敏感だ。ゴメンとしか言い様がない。

それでも止めないのは何故なんだろう?

タバコでなにを得て、なにを求めているのだろう?